1.John Mayer『Continuum』
スッキリとした落ち着きと洗練された雰囲気のアコースティックなサウンド。オシャレでシックな無機質カフェで流れてたら長居してしまう居心地の良い空間ができる。余計な音が一切ない。
2.Der Plan『»Perlen…«』
初期の電気グルーヴに影響を与えたドイツのニューウェーブバンド。確かに人生みたいな宅録っぽいシンセとシンプルで面白い感じ。インストの「Glitzergleiter」もワクワクするようなサウンド。
3.Mei Semones『Kabutomushi』
日本人の母を持つシンガー・ソングライター、メイ・シモネスのEP。日本語と英語が入り混じった、ジャズやボサノヴァ風のサウンドが心地良い。
4.滞空時間『鳥』
こじんまりしたオーガニックカフェで聴きたい最高の作品。アジア的なガムランのパーカッションとスチールパンの音色。ゆっくり時間が過ぎていくようなベースの低音。
5.Måneskin『Il Ballo Della Vita』
ラテン色の強い「L'altra Dimensione」では作品タイトルの「Il Ballo Della Vita」のフレーズを繰り返している。「Sh*t Blvd」も最高。「Fear for Nobody」はイントロから盛り上がっていく感じがするが、癖になる歌いまわし。キラーチューン。こうして聴くと若干だみ声みたいなダミアーノ・ダヴィドのボーカルが良いのかもしれない。
6.オリーブがある『Teatro』
シティポップ系レーベルLocal Visionsよりリリース。表題曲からノスタルジックなシティポップ。「テ ア ト ロ ン」以降はFuture Funkアレンジ的で、全10曲中半分をオリジナル、もう半分がリミックスのような仕上がり。
ニュージャージー出身のマルチ楽器奏者Hair Kidと、日本人ボーカリスト兼ビジュアルアーティストQ.iからなるデュオ。どこかY2Kを感じる。洗練されたサウンドがAORのような雰囲気。ウィスパーボイスのようなボーカルが妖艶な雰囲気。80年代のハービーハンコック的な「Sakura Chill」も良い。
8.Faye Webster『Underdressed At The Symphony』
フェードインのように入ってくる「Thinking About You」に癖になる「But Not Kiss」。「He Loves Me Yeah!」然り、フレーズを繰り返すところに中毒性がある。後半はほぼインストの「eBay Purchase History」も良い。
9.David Byrne『Uh-Oh』
「Now I'm Your Mom」から音が面白い。90年代初期のようなCGを用いたMV「She's Mad」も面白い。
10.Robert Palmer『Secrets』
「Bad Case Of Loving You (Doctor, Doctor)」から足早なロック。「Can We Still Be Friends?」とか落ち着いた雰囲気で良い。全体的にミドルテンポのベースとアクセントとなるシンセが心地好い。「Woman You're Wonderful」もカッコ良い。
以上。