1.Savages『Silence Yourself』
イギリスの女性4人組ポスト・パンクバンド。ダークな雰囲気がゴスっぽいし、キュアーのようでもコクトー・ツインズのようでもある。 曲調は基本激しめだが、ダークアンビエントのような「Dead Nature」もある。
2.Honeydip『Planet Of The Honey』
シューゲイザーではあるが全体的に落ち着いたチルな雰囲気。「Groovy Indian Summer」とか最高にエモい。「33 1/3 RPM」はメロウ。ラストの「Universal Teenage Frequency (Mashroom Mix) 」だけIDMのようなテクノ感。
3.Big Star『Radio City』
「O, My Soul」からビートルズのようなロックン・ロール。カントリー・ロックのような「What's Going Ahn」とかも良いし、「You Get What You Deserve」もカッコ良い。
4.Younger Brother『A Flock of Bleeps』
まるでプログレのような入り方をする「Weird On A Monday Night」にやられる。いきなしのサイケトランス。次曲はボーカルのあるトリップホップ的な「The Receptive」だが、どこかイルビエントな雰囲気で怪しい。「Even Dwarves Start Small」は結構ダンサブルなトラック。
5.Elliott Smith『Either / Or』
「Speed Trials」から程よいアコースティック。ボーカルもウィスパーボイスのような感じで、全体的に音数が少ない。音が優しいからずっと聴き続けられる。
6.V.A.『biosphere Label Sampler Plus』
バイオスフィアレーベルのアーティストによるコンピ盤。ZABADAKやhi-posiなどが在籍。Goddess in the Morningの「花かんむり(sky high mix)」から最高。平沢進の上野洋子「AOIFE(remix)」もなかなかカオス。
7.Lilien Rosarian『a day in bel bruit』
黄昏時に窓から聞こえる外音と共に、夢うつつの状態の時に聴きたい。「theme for empty village」からオルゴールのような音で、フィールドレコーディングも感じられるサンプリング。Vaporwave感がある。
8.David Sylvian『Brilliant Trees』
「Pulling Punches」から音が面白いし、リズム感も癖がある。ただその他の楽曲はシンプルですっきりした印象。タイトルの割にピアノが美しく落ち着いた雰囲気の「Red Guitar」。グローバルな雰囲気の「Weathered Wall」もチルな作風。
9.超右腕『OBAKE IN TSUSHIMA-NAKA』
いかにもインディーロックって感じのサウンドとヘタウマな歌が程よい。なんだか全体的に儚い、ノスタルジックを感じる。
10.um-hum『HUMAN』
下記まとめ記載の『UMA』と対を成す連作。「曇りくらいが丁度いい」は初期m-floのようなソウル。チルするのには丁度良い。
以上。