ピノパラ、プレイク、サム・ゲンデル、アベの最新ライブ音源がアップされてます。11月からだいぶ変わってます。どうやらこのプロジェクトはしばらく続けていくとのことで、次なる展開楽しみです。
— ᖴᖇᑌE (@FRUE_JP) 2023年4月10日
Pino Palladino & Blake Mills 3/31/23 Big Ears Festival, Knoxville, TN https://t.co/7IoDvSV96Y
1.東京塩麴『Goodbye』
渋さ知らズとはまた違ったアヴァロンギャルドさがあるジャズ。教育番組で流しても大丈夫なくらい洗練されていて、にせんねんもんだいのようなストイックさとミニマリズムがある。
2.声明VSジャズ『Buddha』
お経にジャズをフィーチャリングした作品。お経の上をジャズピアノやドラムが走り、サックスやトランペットが演奏され、坊さんがお経を唱えている背後でジャズやってみた、のような構成。また後半は普通にマイルス・デイビス『Four』のカバーやら普通のジャズで構成されている。
3.Mondo Grosso『INVISIBLE MAN』
大沢のソロ体制になる以前の作品の中で最もカッコ良い。表題曲もさることながら「TREE,AIR,AND RAIN ON THE EARTH(NIGHT FIRE CARNIVAL)」が最高にラテンの風を感じる。
4.The RH Factor『Hard Groove』
ジャズとファンクの中間のようなサウンドで、ラップまで披露されている。菊地成孔がファンクはジャズの息子でヒップホップは孫である旨を話していた記憶があるが、このアルバムは二世帯である。
5.Cal Tjader『Fried Bananas』
ラテンジャズは最高。ヴィブラホンの音色が心地良く、ボサノヴァ的なパーカッションも良い。イメージ、西武池袋の古くからの薄暗い純喫茶で流れていて、それでいて店の中は程よく人が居て落ち着いていて、街行く人は何も気に留めず歩き続けているさまを眺めながら聴きたい。
6.セキトオ・シゲオ『華麗なるエレクトーン (ザ・ワード)』
ラテンジャズ風の「カーリーとキャロル」からの、ドラマの劇判のような「ハピネス」。エレクトーンのサウンドが後期70年代らしくてエモい。ファミコンのサスペンスゲームのBGMのような「マスカレード」も良い。
7.Kassa Overall『ANIMALS』
ロバート・グラスパーのようにヒップホップの側面が大きい作品。アシッド・ジャズのように4つ打ちのクラブ的な作風ではないものの、ヒップホップ寄りのトラック構成でサンプリング的なアプローチがされたジャズ。
8.BUGGE WESSELTOFT & HENRIK SCHWARZ『Duo II』
ジャズピアニストとDJの組み合わせで放たれるコンテンポラリージャズ。打ち込みと生演奏が融合した、アシッドジャズでもエレクトロ・スウィングでもないニュー・ジャズ。
9.NKS(日本工学院専門学校芸術専門課程音響芸術科3期生)『The Image Of You』
ラジオでやってる天気予報のBGMのような80年代フュージョンっぽい作風。パット・メセニーのような雰囲気でアンビエント的に聴くことが出来る。
10.Seigen Ono『I Probably Will Not Remember You』
現代音楽チックなトランペットとシンセらしき効果音とサンプリングが織り成すアンビエント・ジャズ。ドラム帯のないフリーなスムース・ジャズ。寝る前に何となく流しておきたいどくとくな雰囲気。
以上。