1.grentperez『Conversations with the Moon』
こういうカントリーっぽい雰囲気のポップス最高(細野さんの『HOSONO HOUSE』やトロピカル三部作も最高)。YouTubeの方でも弾き語りしてたりする。
2.Billy Idol『Rebel Yell』
いかにも80年代という感じのロック。戦隊モノみたいな「Rebel Yell」から始まる。全体的に程よいロック。
3.Various Artist『Footloose』
タイトル曲も、国内でカバーされた「Hero」「I'm Free」も最高。どれも思えばテレビで聴いたことのある名曲揃い。まだ自分自身生まれてもいない頃の楽曲がこんなにも懐かしいと思わせてくれるのは、年代を感じる音色だけでなくガッツの精神を感じるからだろうか。
『Mellow Waves』が出て『So kakkoii 宇宙』が出た時には、フリッパーズ・ギターの二人がボーカル物に回帰したと思ってエモさを感じた。本アルバムはその後のCorneliusの作品だが、落ち込んだ時、かえってメロウな雰囲気のものが聴きたくなる場合がある。本作はリミックス・カバーを兼ねた特殊な作品だが、ドレイクの「Passionfruit」が良い。
5.GG Allin『Hated in The Nation』
パンクのこのフラットさ単調さが心地良い。荒っぽい雰囲気の演奏の中に安らぎがある。スタートダッシュから終わりまで短距離走のように駆け抜けていく。
6.Sun Kil Moon『Benji』
ブルース、カントリーのようなアコースティックギターのサウンドが心地よい。歌詞も良く見てみると哲学的・詩的なもので、考えさせられる作品。
7.Fleetwood Mac『Tusk』
ネガティヴでもポジティブでもない程よいテンションで聞ける曲。シンプルな音数と構成なので、歌モノなのに耳触りが良い経口補水液的な音楽。
8.Scott Gordon『Melody & Rhythm』
ディズニーランドで流れてそうなアコーディオン楽曲。無条件にシンプルに気分がポジティブになる特効薬的な音楽。
9.John Keating『Space Experience, Vol. 1 & 2』
スペース・ジャズとも形容すべき60~70年代っぽいサイケロック感のあるインスト。昔の宇宙大冒険系ドラマの挿入BGMでありそうな雰囲気。シンセの音が最高のグルーヴ。サン・ラのような宇宙感。嫌なことがあればこれを聴いて宇宙旅行へ飛び立てば良い。
10.Heresy『Face Up To It!』
スピード感が最高のパンク、最初からサビ。短距離走なエネルギッシュさと1曲1曲の短さ。休む暇もないし、ジャンクフードのジャンクな邪悪な部分だけピックアップした麻薬のような作品。
以上。