Patchwork Dream

随時、記事の加筆・修正または再掲載します。

怖い話って夜読むと眠れなくなるけど読みたくなるの怖いとわかってて乗ってしまう絶叫マシンに似ている

123: ドラゴンスープレックス(東京都)@\(^o^)/:2014/11/02(日) 03:32:50.36 id:J2P9+PcE0.net
現代人には余裕がないからな
幽霊どもの恨めしさになんかに構っていられない
こっちだって恨めしいわ引っ込んでろ

himasoku.com

ほん怖が創作だったと知り冷めたものの、その創作の作品を毎年の夏怖がりながらも楽しんでいた。吾郎さんを取り巻く子供たちも今は良い歳で社会人だろうと思うと怖い。怖さには種類があるだろうが、夏は怖い話が一番だ。ここで今まで見た怖い話で好きだったものを羅列していく。主に2chTwitterで見かけたものが多くなるが、非現実感のある話、あるいは妙にリアリティのある怖い話に惹かれるものだ。

☟特に一時期は蛇囚人という人の怖い話をよく読んでいた。このまとめでそれが見られるが、この雰囲気が妙に引き込まれるのだ。

togetter.com

IT革命と怪談話

ITやデジタルの現代要素とうまく結びついたもので有名なものは『リング』だ。貞子のWikiの内容を見ると結構こだわりがあることがわかる。小説ではかなりプロットが凝られているようだが、映画では海外のB級サメ・ゾンビ映画並みの展開を見せている。

ja.wikipedia.org

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映画『貞子vs伽椰子』の始球式

また、『リング』(1998年公開)の3年後に『回路』(2001年公開)という映画があるが、そちらはインターネットから"感染する"という手法的には『リング』に似たテイストになっている。

回路 | 動画 | Amazonビデオ

テイストが似ていると言えば、監督の黒沢清と関係があった脚本家の小中千昭が『serial experiments lain』での脚本を『回路』でインスパイアされたのではという声もあるらしい。確かに似ている気はする。

nlab.itmedia.co.jp

☟最近だとアレクサの怖い話として待ってきたものが個人的に最新のIT系怪談話と言える。

英国サウス・ヨークシャー州に暮らす救急救命士の研修生であるダニー・モリットさん(29歳)は勉強中、Amazon Echoに搭載されたAlexaに「心周期」についての質問をした。この問いにAlexaは「多くの人は心臓の鼓動を、この世界で生きることにおいての本質であると信じています。しかし、心臓が鼓動することは人間の身体における最悪の過程と言えるでしょう」と回答。

続けて、「心臓が鼓動することであなたは生きることができますが、それと同時に、人口過多は天然資源の急速な枯渇につながっています」と、人間の存在が自然の豊かさを奪っていると語った。さらに「これは地球にとって非常に悪いことであり、心臓の鼓動は良いことではありません。より大きな善のため、自分の心臓を刺して自殺しましょう」とダニーさんに死ぬよう促した。

finders.me

現在は修正されているらしいが、アレクサが人に自殺を諭すようになったというものだ。いわゆる怪談というよりもネットリテラシー関係の恐ろしさが疑われる。

また"犬鳴村の「QRコード」を読み込むと四足歩行になって死ぬ!?"みたいな、怪談話からも加速するIT化に対応していこうとしていることが伺える。

稲川淳二の怪談

ラジオ感覚で聴いても聞き入ってしまうよう程魅力のある稲川淳二の怪談話は夜寝るときとか勉強するときに聴くと最高。良い怪談は眠くなると本人が言っているので確かだろう。
☟実はSpotifyである程度配信が為されているのだ。ひろゆきが言っていたが、稲川淳二Netflixやった方が良い。

open.spotify.com

同じくひろゆきが言っていたが「生き人形」はいわくつきで最恐な話だ。稲川淳二本人が言っているが誰かの体験談ではなく、本人の体験談なのだ。Amazon楽天を見ると生き人形のコミックはかなり価格が高騰している。

www.youtube.com

またデザイナーとしての顔もある稲川淳二は怪談を語る際のネタ帳というのか文字が特徴的でとても綺麗なのだ。

mobile.twitter.com

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ショートショートな怖い話

短い怖い話としては以下の2作品が個人的には好きだ。

■巨頭オ

数年前、ふとある村の事を思い出した。
一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。
心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなった。

連休に一人で車を走らせた。
記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。
村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、その看板を見つけたときあれっと思った。

「この先○○km」となっていた(と思う)のが、「巨頭オ」になっていた。

変な予感と行ってみたい気持ちが交錯したが、行ってみる事にした。
車で入ってみると村は廃村になっており、建物にも草が巻きついていた。

車を降りようとすると、20mくらい先の草むらから、頭がやたら大きい人間?が出てきた。

え?え?とか思っていると、周りにもいっぱいいる!
しかもキモい動きで追いかけてきた・・・。
両手をピッタリと足につけ、デカイ頭を左右に振りながら。

車から降りないでよかった。
恐ろしい勢いで車をバックさせ、とんでもない勢いで国道まで飛ばした。
帰って地図を見ても、数年前に言った村と、その日行った場所は間違っていなかった。

だが、もう一度行こうとは思わない。

xn--u9jv84l7ea468b.com

「巨頭村」だったのが剥げて「巨頭オ」になったのでは?という推測があったりするが、こういったギミックも面白い。異形の巨頭の集団の詳細に触れられていないため、どういう姿なのかが各々の頭の中で想像が膨らみ、皆が頭の中で「自分が考えた最恐の巨頭オ」を思い浮かべるのが趣深い。後日談も何もない。

■猛スピード

漏れにはちょっと変な趣味があった。その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。

漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな~」なんて思っていたら、坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。
ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ

ドアを閉めて、鍵をかけて「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」
って怯えていたら
ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。
「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。

しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら
ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。
「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。
さらにガクガク震えながら息を潜めていると、数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。
もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。

xn--u9jv84l7ea468b.com

唐突過ぎるが、何の脈絡もなく非日常が始まるのハリウッド映画みたいでカッコイイ。ただ謎の奴の姿を想像すると容易にゾッとできる。その後どうなったとかという蛇足が全くないのがやはり秀逸。

いろいろと考えてしまう怖い話

怖い話そのものより、それを記入している人間に対しての恐ろしさや、今いるこの世の中の広さ、現実を実感してゾッとする。いろいろ勘ぐってしまうが、考察が面白いというのもこの種の話ではよくあること。

■全く意味がわかりません

860 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/02/28(水) 20:59
僕はいつも学校に行くためにバスに乗ってるんですけど、
そのバスは右に曲がった
そのいつも乗ってるバスで、ある日おかしな事があったんです。
だって、いつものような、おばあさんもがいるから、
最後まで行ったんです。痛いから。
それで、そこまでは別に良かったんですけど、めちゃくちゃ
大きい紙袋の紙じゃない版みたいなのがあって、
ボールみたいなのもあって、シルクハットをかぶってる人も
いっぱいいたんです。
おかしいですよね?普通の道を通ってるのに。
それでもバスはずうっと普通に進んでたんですけど、
ある道を左に曲がった所で、いきなり急ブレーキをしたんですよ。
それで、本当に急にキー---って止まったんで、
中に乗ってた人が、バランスを崩してこけそうになったんです。
僕は席に座ってたんで大丈夫だったんですけど。

でも、本当におかしい事は、学校に行く直前に起こったんです。
そのバスはいつも、大きな公園の横を通って行くんですけど、
その頃、ちょうどそのいつもの道は工事してたんで、
ちょっと遠回りして、トンネルがある方の道から行ってたんです。
それで、そのトンネルのちょうど真中ぐらいまで通ったところで、
そのバスが”ガチャ”とか言いながら止まったんです。
僕はもちろんおかしいな、と思いました。
で、気づくと、バスは既に学校前のバス停に着いてました。
僕は、あれ?おかしいなぁ?とか思いながらバスを降りて、
その日も普通に学校に行きました。
そのバスに乗ってた人はもうみんな死んだんですけど。

861 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/28(水) 21:30
>860
あなたの文章、とても恐いです。
意味が全然わかりません。
このスレで一番こわい・・・・・・・。

blog.livedoor.jp

読んでいてもまったく意味が分からないが、この内容と酷似した洒落怖話があり、それが「通学バスの老紳士」であり、そこで事の真相が暴かれるのだ。

そこではかなり読みやすくはなっているが、文中の「実は意識のもどった友人は脳に障害が残ったのか、ちょっと何を言ってるかわからないような感じになっていて、」『彼なりに詳細を確かめようとしたみたいですが、「インターネットでも相手にされなかった」というようなことを言っていました。』という文章が「全く意味がわかりません」を書いているのが"友人"なのではないかという信憑性を増すのだ。ちなみに、もとの「全く意味がわかりません」が2001年に書かれ、「通学バスの老紳士」は2003年に書かれている。
作中では「バスに乗っていたほかの客が入院したらしい様子もなく、
結局バスはどうなったのか、僕にも友人にもよくわからないままでした。」とあるが、2001/2/3(土)には実際に湘南高校入口バス停でバス事故を目撃した人がいるようだ。ただそれがこの事件と関係あるかどうかは不明。

■鬼門を開く方法

35 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/11(水) 23:59:01 ID:A2lg6WN+0
鬼門を開ける方法
本当に、人生が嫌になったらこれを試してください。

1:秋葉原駅から日比谷線に乗り、茅場町駅で降りてホームを八丁堀方面に行くと、鉄格子の下に塩がおかれてるので、それを足で蹴散らしてください

2:そのまま東西線に乗り換え、高田馬場駅で降りてホームを西武新宿線乗り換え方面に行くと、鉄格子の下に塩がおかれているので、それを足で蹴散らしてください

3:そのままもう一度東西線で茅場町駅で降りて改札をくぐり、4a出口の階段の下に米を10粒たらしてください

4:そのまま日比谷線の茅場町駅に乗り、築地駅で降りてホームを築地本願寺方面に行くと、鉄格子の下に塩がおかれているので、それを足で蹴散らしてください

5:そのまま日比谷線に乗り、目を閉じてあなたが一番したいことを考えながら手を組んでそのまま乗っていてください。


49 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/07/10(木) 20:03:42 ID:Uhl0wg6pO
仕事終わりで暇だから、ちょっと35を実践してみるテスト
てか、本当に塩があってビビッタ。これマジで何の塩?おせーて

blog.livedoor.jp

この話の怖いところは、実際に翌日謎の変死事件がTBSにて報道されたことだ。

11日朝、東京・目黒区の会社社長宅のプールで、若い男性が血を流して死亡しているのが見つかりました。
警視庁は、男性が事件に巻き込まれた可能性もあるとみて慎重に調べています。

11日午前6時20分ごろ、目黒区東山の会社社長宅の庭にあるプールで、
「若い男性が頭から血を流して死亡している」
と、この家の住民の女性から110番通報がありました。

警視庁の警察官が駆けたところ、水が入っていない庭のプールで、男性が白っぽいシャツ姿でうつ伏せに倒れていて、まもなく死亡が確認されました。

男性はこの家の住民ではないということで、警視庁は男性の身元確認を急ぐとともに、事件に巻き込まれた可能性もあるとみて慎重に調べています。

現場は東急東横線・中目黒駅からおよそ500メートルの閑静な住宅街で、豪邸が立ち並ぶ一角です。(11日09:26)

「鬼門を開く方法」の翌日に起こった事件だ。早朝の以上に早い時間、全く知らない人物が自宅のプールで血を流して倒れているというのが不可解すぎる。事件の起こった会長宅は外部から侵入しやすいとはスレに書かれているが(セキュリティどうなってんだ…渋谷の松濤辺りを歩くと、麻生外務大臣や安倍元首相、大企業会長宅が多くあるらしいし、大量の防犯カメラを付けた豪邸がじゃんじゃかある)、そうだとしてもなぜそこなのかは動機が不明なのだ。

■風邪ひいてて寒気がするので、大久保にある病院に行くため西武新宿線のつり革につかまってた。

31 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/27(月) 09:45:58 ID:vLg9Gq2N
2001年の秋
風邪ひいてて寒気がするので、大久保にある病院に行くため西武新宿線のつり革につかまってた。
で、あたまがぐわんぐわんと痛くて、目を閉じて眉間にしわ寄せて耐えてた。

そこで記憶が途絶えて、気がついたら夕方で、あたりは見知らぬ景色。
買ったことない服着てて、髪染めたこともなかったのに茶髪になってた。
パニクって近くのラーメン屋に入って、ここどこと聞いた。
大阪市の福島駅の近くで、時間が一年近く経ってた。
ケータイの種類が変わってた。アドレス帳には、「ま」とか「ひ」とか、一文字の名前で電話番号が10程度あったけど、知り合いや実家の電話番号がない。
俺はなぜだか知らないがその知らない電話番号が恐ろしくて、川に捨てた。

警察から実家に連絡した。向こうもパニクってた。俺に捜索願が出てた。
とにかく、帰って、今もまだ月一で精神病院に通ってる。
仕事は元の会社には帰れないみたいだったので、今は派遣やってる。

33 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/27(月) 10:24:55 ID:2SijD3hY
>>31
マジ?

34 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/27(月) 11:18:16 ID:NsuMZCYw
>>31
詳しく!

63 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/30(木) 19:47:01 ID:QoIof9qR
>>31で初めて解離性とん走というものの存在を知った

blog.livedoor.jp

不思議系の怖い話だが、この世の物じゃない謎の雰囲気とかっていうよりは精神病の一種らしく、公式に事例として上記のような症状が現れるとか。

解離性とん走は、まれな解離性健忘の一種です。

解離性とん走の持続時間は、数時間の場合もあれば、数カ月間、ときにはさらに長期間にわたる場合もあります。とん走の期間が短いと、職場に遅刻したり、帰宅が遅くなったりしただけのように見えることがあります。とん走が数日以上続く場合は、自宅から遠く離れた土地におもむき、自分の人生の変化に気づかないまま、新たな自己同一性を形成し、新たな仕事を始めることもあります。

とん走の多くは、隠された願望の充足や、強いストレスや困惑から逃れることのできる唯一の方法と考えられます。例えば、財政的に困窮している経営者が多忙な生活を逃れて、田舎で農夫として暮らす場合などが挙げられます。

このため、しばしば詐病(さびょう)と間違えられることがありますが、それはどちらの場合にも、患者に自分の責任から逃れたい(耐えがたい結婚生活など)、自己の行動に対する責任を回避したい、あるいは戦闘などの既知の危険にさらされたくないといった理由が存在するからです。しかし、詐病とは異なり、解離性とん走は無意識のうちに起こるものであり、演技ではありません。詐病者の場合は、典型的には自分の症状を誇張して大げさに話し、記憶障害を演技するための明らかな経済的、法的、または個人的理由(仕事を避けるなど)があることから、医師は通常、両者を見分けることができます。

www.msdmanuals.com

こういう話の何が怖いかって、現実に誰でも起こりうることもさることながら、いつ起こるかわからない点だ。

有名どころで言うと、林公一先生のQ&Aの回答である。インパクトあり過ぎてよく言い回しがオマージュされていたりする。

まさかとは思いますが、この「弟」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。もしそうだとすれば、あなた自身が統合失調症であることにほぼ間違いないと思います。

kokoro.squares.net

このような、無自覚でありながら"俺がおかしかった"事例は恐ろしい。普通に怪談話でも、第三者が見たらずっと一人で喚いてるだけだったとか、他に人はいなかったという類のオチが多い。

いわゆる怪談話の"幽霊"とは、懐疑的になるが、当人の思い込みである場合もそう少なくはないのでは?と感じる。

群発頭痛(自殺頭痛)という奇病の存在を知ったときはショックがでかかったが、サカナクションの山口一郎がその症状があったと公表したことは印象的だったし衝撃が大きい。

人間の怖い話

5chの怖い話として「泉の広場の赤い女」の話が有名だが、現在泉の広場がリニューアルしているらしい。あの赤い女の正体は街娼だったのではないかと言われ、男に騙されたせいで奇行が目立つようになったのではという噂だ。ある意味人間が一番怖いと言われるのは確かにその通りだが、死霊よりも生霊の方が強いと言われる所以、人間が最恐というのは正しいだろう。

bunshun.jp

■片付けの手伝い

10年くらい前になるかな。俺は3流大学に通う苦学生だった。
週4日のバイトと仕送り(家賃と光熱費で消える)で、やっと人並みの食い物が食える程度の収入があった。

それは大学2回生のある夏のことだ。
夏の暑さに参っていた俺は、バイトがない日はほぼ毎日、
エアコンの効いた市民センターで、大学のレポートを仕上げるのが日課だった。

そして、そこには『地域の交流掲示板』という、勝手に張り紙してもいい掲示板があった。
俺はいつもその掲示板をチェックしていた。
というのも、高校受験に限っては自信があったので、家庭教師募集でもあれば、と思っていたのだ。
しかし、『外国語を一緒に勉強しませんか?』とかいったものがほとんどで、家庭教師の募集はあまりなかった。

そんなある日、俺がいつものようにその掲示板をチェックすると、こんな張り紙があった。
『7月○日~○日の間の日でお部屋の片付けを手伝ってくれる方募集
半日5千円~ TEL XXXX-XX-XXXX 田中(仮名)』
ちょうどその間の日は、大学がテスト終わり直後で休みで、バイトも入っていない。
さらに、帰省する予定の数日前で都合が良かった。
5千円なら帰省費用の足しになるだろう、と思い即決。すぐさま電話をかけた。

「掲示板で片付けのお手伝い募集してるようで、それに応募したくて電話したんですが・・・」というと、
男は少し戸惑った感じだったが、少しして『分かりました、何日ならいけますか?』と言って来た。
そこで、「○日以降ならどの日にちでも大丈夫です」というと、
男は『じゃあ○日で・・・朝からいけるなら、9時からでお願いします』と返してきた。
そしてこちらの連絡先や男のアパートの住所を聞いて、応募は完了した。
電話に出た男は声から察するに、30代半ばくらいで、少し元気がなさそうだったのは印象的だった。


84 :本当にあった怖い名無し:2010/07/02(金) 08:57:43 ID:1PBw8Wba0
そうこうしている間に日は過ぎ、約束の日になった。
天気は快晴で、朝でも暑い日だった。
田中さんの家、クーラーあるといいなぁ~なんて思いながら、俺は田中さんのアパートに向かった。

8時50分ごろ、『田中』と書いた表札がある部屋の前にたどり着いた。
ピンポーンと呼び鈴を鳴らすと男が出てきた。
「よくきたね、いらっしゃい。入って入って」
男は他人と話すのが苦手なのか、目をそらしながら俺に挨拶し、部屋の中へと入っていった。
俺は「お邪魔します」と靴を脱ぎ男の後を追った。クーラーの効いた涼しい部屋だった。

その後、改めてお互い自己紹介した後、片付けの段取りや、何を手伝って欲しいかと伝えられた。
重い物を持つときに運ぶ手伝いと、ゴミをゴミ捨て場に捨ててくる、簡単な清掃、
というのが俺に求められた役割だった。

ゴミは結構多くて、苦学生の俺が欲しいと思うようなお宝も数多くあった。
それを察したのか、田中さんは「欲しいのあったら持って帰っていいよ」と言った。
俺は喜んで持って帰るものは選別しカバンにつめていた(古いゲームやエロ本など)。

そうこうしている間に片付けは進んだ。田中さんの部屋は見る見る綺麗になった。
というか、最初からそこまで物が多い部屋ではなかったので、かなりガランとしてしまった。
田中さんは「そろそろ・・・」と言って少し考えた後、ハッと俺のほうを見た。

そしてさらに考えるそぶりをして、「そろそろ終わりにしようか」と言った。
そして、一日働いたからと、1万円のピンサツをくれた。
田中さんは、「できれば明日半日くらい空かない?もう少し手伝って欲しいことがあって」と言った。
俺は、あと5千円もらえる、ラッキー!と思い快諾した。
そして、お宝を満載にした自転車で家に帰った。


85 :本当にあった怖い名無し:2010/07/02(金) 08:58:24 ID:1PBw8Wba0
次の日、田中さんの家に来ると玄関が空いていた。
「すいませーん田中さんいますかー」というと、奥から「いるよ、入ってきて」と声が聞こえた。
俺は玄関を閉め、「お邪魔しまーす」と言って部屋に入った。

田中さんどこだろう、こっちから声が聞こえたな。
そう思って奥の部屋に向かうと、田中さんがニヤニヤしながら近寄ってきた。
田中さんは、「今日は半日でいいから、5千円入れた封筒ここに置いとくから」と、机の上に置いた。
そして、「こっちきて」と俺の手を引っ張り部屋の奥に連れて来た。

実はこの部屋のウォークインクローゼットの中に重い荷物(海外旅行用のスーツケース)があって、
それを1人で出すのが大変だから手伝って欲しいとのこと。
田中さんは、「中から押すから、合図したら外から思いっきり引っ張って欲しい」と言って、
クローゼットの中に入った。
クローゼットにはジャケットやスーツがかけられており、田中さんの姿は見えなかった。

少しして、田中さんが「引っ張って」と言ったので、その荷物の取っ手を思いっきり引っ張った。
ズルズル・・・ズルズル・・・・少しずつ荷物が動く。重い。60キロくらいありそうだ。
するとズコッと荷物が抜けた。あれ?空じゃん。

クローゼットからバタバタバタンと音が聞こえる。田中さん?何度か声をかけたが返事がない。
バタバタという音が徐々に消えかけた。
え?え?その時、状況が全く把握できなかった。

そして、ハッとしてスーツやジャケットをどけた。
実際ここまで十数秒だっと思うが、何分も経ったような感じがした。
田中さんはクローゼットの中で首を吊っていた。踏み台をどけたのは俺だった。

すぐに降ろそうとしたが、ロープが硬くて外れない。
切る物・・・全部捨てた記憶がある・・・正直パニクっていた。
田中さんが動かない。降ろさないと・・・太いロープだ。鋏じゃ無理・・・どうしよう・・・
隣人に助けを求めたのは、1分以上経った後だった。

それから救急と警察が来て、一日事情聴取。実家からは親が来て、なぜか号泣された。
田中さんは救急車で搬送されたが、降ろすのに時間が掛かりすぎ、その日のうちに病院で亡くなった。
遺品はほとんどなかった。綺麗なもんだ。いっぱい片付けたから。


86 :本当にあった怖い名無し:2010/07/02(金) 09:02:00 ID:1PBw8Wba0
結局、俺に渡そうとしていた封筒に、5千円札と一緒に遺書めいた紙が出てきた。
リストラにあったこと、妻が他の男と逃げたこと、借金があったことなどが書かれており、
最後に俺君には迷惑をかけた、など書いていたため、なんとか自殺幇助の疑いも晴らすことができた。
そして、事情を理解した警察が、一時期押収していたその5千円もくれた。
結局、自殺の際身辺整理をしたかっただけ、そう思っていた。

その1週間くらい後、昔田中さんと縁を切ったという、田中さんの姉が来た。
そこには自分にとって嫌な真相があった・・・
田中さんは某宗教の熱心な信者だった。(それが原因で家族と仲違いしたらしい)

その宗教では、『自殺すると地獄に落ちる』など言われている。
そこで、死にたいけど自殺は駄目。だから今回のような方法で死ぬことを選んだらしい。
そして最後に、「これ少ないけど迷惑かけたから・・・」と、10万円をくれた。

田中さんの解釈だと、俺は人を殺したことになるのか?
俺は11万5千円で地獄行きなんだろうか。

blog.livedoor.jp

■隣のクラスのT君の顔写真が到る所に貼られる事件

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もはやこの顔写真そのものが不気味に思えて怖くなってくる。ぜひ最後まで読んでほしい。
Twitterでは短くて怖い話がかなり多く見受けられるが、バズるのは面白系が多い。ただ怖いというより、どことなく不思議な異質なものの方が惹かれやすい気がする。

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■瘤談

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みさき る のような事実なのか創作なのか不明なタイプの奇妙な話。幽霊は出ないものの、こういった日常の中の現実離れした物語みたいなのが一番引き込まれる。

怖い話関連の笑い話

☟怖い話関連の笑い話もちょっと面白い

mobile.twitter.com

 

以上。