1.No Moon『633 Miles』
Aphex TwinやThe Orbみたいなアンビエント・テクノ。「Highland Spring」が好き。
2.Domenique Dumont『Miniatures de auto rythm』
80年代のニューウェーブのような雰囲気を醸し出しているチルなサウンド。全体的に落ち着いたテンポでゆったりできるし、どこか昼過ぎの地方のスーパーやオーガニック製品専門の小さい販売店で流れていそうな雰囲気である。
3.Rasmus Faber『The Pleasure Principle』
日本のアニメ好きジャズピアニスト。アニメの版劇ではオルゴールのような音色というイメージだが、ここでは山下達郎のような爽やかな夏を連想させる爽快なナイアガラ系音色で『Pacific』を連想させる。「Pigeons」なんか最高過ぎるハウス。
4.砂原良徳『LOVEBEAT』
これまでの飛行機3部作のような、サンプリングを活用したモンド感のある'90年代作品とは打って変わって'00年代には洗練されたカッコいい音とジャケの本作が出される。ダウンテンポでサビの生えない音がなかなかリラックスできる。
5.sora『re.sort』
グラスの氷が溶けてグラスを響かせるような音で、とても涼しげな音を響かせる。水流や空気を感じる雰囲気で、リゾートで聴きたいタイプの音楽。聴いた感じでは南国よりも滝が流れる日本の水源地でかき氷食いながら一休みしつつ聴きたい。
6.Wajatta『Don't Let Get You Down』
「Don’t Let Get You Down」が良い。「138」も良い。チルできるダンスビートって感じ。渋谷パルコとか銀座のアパレルブランドで流れてそう。
7.Kidkanevil『Kidsuke』
子供が絵本を読んでいたらそのまま眠りについてしまったような音楽揃い。オルゴール箱を開いたような煌びやかで深い音が印象的。
8.Shinichi Atobe『Heat』
「Heart1」が最高(「Bonus」も良い)。基本的には田中フミヤ的な繰り返しのミニマルだが、情報量が少なくて聴きやすい。ジャケのような場所で聴いたら良さそうだな。
9.Anamanaguchi『Endless Fantasy』
8bitチップチューンバンドというCMYK的な感じだ。バンド感のあるサウンドに仕上がってるし、何より'00年代後期から’10年代初期のようなインターネット感が強くてエモい。
10.TOKiMONSTA『Midnight Menu』
複合施設とかで聴くとアガる。ビレバンみたいな雑貨屋で流れてたりすると味が出るのではと思う。「Sweet Day」の哀愁漂う感じが良いし、白昼夢の中で見るドラマ感がある。
以上。