こういう音楽を寝る前に聴くと結構安らげる。寝る前の読書タイムには持って来いだ。
アンビエントは特にメロディがあるわけでもなく音色が大事だ。とは言えメロディックなアンビエントもあるのでそれはそれで楽しめる。
アンビエントの代名詞としてブライアン・イーノの存在が挙げられるが、彼も初期はロックだった。アンビエントと言えば何かがわからず、一時はブライアン・イーノの作品ばかり聴いて、ぼーっとしたいときに備えていた。
「ブライアン・イーノは幼少期にプレスリーにハマったけど、惹かれたのは(歌でなく)エコーの響きだった」という伝説がありますが、50sはプロデューサーがリバーブの活用を模索した時代らしいですね。
— TOMC トムシー (@tstomc) 2020年5月24日
この文献ではそこからフィル・スペクターに話を広げているのが面白い。https://t.co/1A9UI9KIv1 pic.twitter.com/PC4ZbMeVqJ
☟天体物理学者のガリク・イスラエリアンから送られた惑星の音波のサンプルを元に、ほぼ原曲状態で制作した作品。星たちが歌う宇宙オーケストラとはなかなか良いタイトルだ。
☟Mixcloudのアンビエントミックスもなかなか良いものがある。
【回想】
— TAKEO WATANABE (@takeo_watanabe) October 22, 2021
今年入ってまもない冬、初めて外アンビエントをした動画。いつも白銀の田んぼを見ながらここで音を出したいって思った事が始まりだった。
三脚がみるみる凍る、手が悴んでまともにツマミを弄れない。そんな厳しい中でも音は透き通り響いた事が凄く楽しかった。また冬の外活が楽しみだ❄️ pic.twitter.com/PQrnOxBK1o
1.Takao『Stealth』
どこかの遠い島へたどり着いて日が暮れるまで一人で自由にのんびり過ごしてるような、異空間に飛ばされるようなトリップ(旅行)系アンビエント。
2.Funki Porcini『The Mulberry Files』
海外のホラゲーで無人のビルを徘徊してる時に流れてそうな1曲目から始まる。2曲目からは無人のビルを出て霧がかった街へ繰り出した時のような音楽が流れる。鬼気迫る感じが良い。
3.Whatever The Weather『Whatever The Weather』
温度を感じさせるアンビエント。ビートとエア感のあるシンセの空気を体感できる。気象を音でなぞらえたような作品で、辺り一面自然で湖か海の見えるところで聴きたい。体感的には寒い。
4.Pendant『Make Me Know You Sweet』
深い森の中の音のような作品。サバイバルゲームやっているような気分になる。
5.Tom Recchion『Proscenium』
エクスペリメンタル・ミュージック集団LAFM創設メンバーの一人であるトム・レッシオンの作品。ジャケの煙のように、ほぼ静寂と同化して消えたり現れたりする音の煙のような抽象的なサウンド。完全に静寂な状態で聴きたい。
6.BUBBLE-B『最果てアンビエント - Ambient for the Farthest Land』
あのナードコアの古参で「がんばれ!!佐吉っつぁん」や「バブルB作」で知られるBUBBLE-Bの作品。音で聴くリゾートへの旅行という感じで非常に良い。
「最果てアンビエント」セルフ・ライナーノーツ。
— BUBBLE-B (@BUBBLE_B) October 23, 2021
なぜ、BUBBLE-Bがアンビエントなのか?
について、思うところを書いてみました。 pic.twitter.com/RMLrW7D10L
※誤って「ムネオハウスで知られるBUBBLE-Bの作品。」と紹介してしまいました(2024年6/24修正済み)。以下、ご指摘いただき改めて加筆修正した部分となります。
ご本人もTwitterにて言及されていたようでした。この場をお借りしてお詫び申し上げます。
ブログでオススメしてくれるのは嬉しいけど、ムネオハウス作ってねえぞー! pic.twitter.com/5FLALB7zuZ
— BUBBLE-B (@BUBBLE_B) 2021年11月30日
誤った記憶のみで記載してしまいましたが、ムネオハウスには複数楽曲が存在し、製作者もそれぞれ違う方のようでした。実際は一連のジャンル・ムーヴメント指していたようで、当方はこれを1つの楽曲作品のタイトルであると長年誤解しておりました。
BUBBLE-B氏の作品としては、ニコニコ動画で個人的によく見ていたのど自慢の「がんばれ!!佐吉っつぁん」や「バブルB作」があり、紹介するとしたらこの2作品を選ぶべきでした。
☟下記の作品を「ムネオハウス」という1つの楽曲だと思い込んでしまっていたが、調べるとムネオハウスとされる作品は複数存在することがわかる。
7.KMRU『Peel』
深夜の公園のようなサウンド。ただただ静寂がそこにある感じ。
この頃から細野氏はアンビエント、テクノに傾倒していくが、この作品は日本の伝統民謡(江差追分)とアラブのエスニックな音楽を融合し、ワ-ルド・ミュージックとして展開しているところが面白い。詳しくは下記NHKアーカイブを参照。制作秘話を知るとより一層面白い。
9.Software『Digital-Dance』
アンビエントともヴェイパーウェーブとも取れる作品。電子的で面白い。
10.宇宙『宇宙 + 佛陀...』
「宇宙…」などの謎ナレーションのリフレインと共にチャクラが開けそうな音楽がずっと流れ続ける。サウナとか瞑想時とかに聴くと良さそうな感じ。どうやらAcid Mothers Templeの人のユニットらしい。
以上。