Patchwork Dream

随時、記事の加筆・修正または再掲載します。

最高に跳べるアルバム10選③

1.Faust『Rien』

Faust – Rien

海外からの違法電波を不正にキャッチしてしまったようなサウンドがずっと続く。曇り空のビルの屋上で仰向けになって聴きたい作品。Faustとなっているがほとんどの制作に携わったのはジム・オルークなので、ほぼジム・オルークの作品。

2.Vessel『Punish, Honey

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工場や作業場にある機械を使って作ったような作品。「Red Sex」の沸騰直前のようなボルテージが上がり切らないところで留まった最高の中毒性のあるグルーヴが最高。レイヴってよりテンポの遅いトランス系に近いハマり方。オシャレでシンプル、音数の少ないインダストリアル。

3.Arrested Development『3 Years, 5 Months And 2 Days In The Life Of』

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60~70年代にラップがあったら多分こんな音って感じのサウンド(70年代にはラップは存在する)。緩いが程よく気が抜けた感じで、ネイティブ・タンというか今後のテクノ・レイヴシーンで耳にするようなリズム・グルーヴを先取りしているようなスタイリッシュさがある。ジャケと内容にギャップあり。

4.Os Mutantes『Os Mutantes』

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ブラジルのビートルズっぽい雰囲気。トロピカリアと言うジャンルの代表と言っても良いほど「Bat Macumba」最高。

5.BUCK-TICK『ABRACATABRA』

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80~90年代のニューウェーブをすべて総称したようなサウンドEBMチックなリズムが心地よい。

6.ゆっきゅん『DIVA YOU』

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Dead Or Alive的な藤井隆的なHi NRG。ニューウェーブと2000年代頃のアイドルソング的なテクノポップ感が最高。

7.Mondo Grosso『Next Wave』

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ブラジルっぽい雰囲気のある「BLAZE IT UP」から最高だが、全体的にハードなハウスでクラブで盛り上がりそうな曲ばかり。Everything Needs Loveも最高。下記のPV、カッコいいと変態的が両立した謎の雰囲気で良い。

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8.TM Stevens『Boom』

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ヘヴィメタル・ファンクと自称するだけあって最高に重く歪んだ音にファンキーなリズム感が最高にマッチしている。

9.Charles Manson『1967』

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日本で言うところのオウム真理教麻原彰晃的存在。この作品はオウムソングのようなもの。ただそこまで印象に残る曲はないものの、当時のフォークソングっぽいヒッピー感がある。ローファイでなんとなく酔った時などに流しておくとトリップしそうな謎の心地よさや中毒性がある。曲自体は良いが印象には残らず短いため、何べんでもリピートできそうな勢い。

10.Chicks On Speed『Will Save Us All』

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エレクトロクラッシュという80年代のディスコやパンク、ニューウェーブリバイバルさせたようなスタイルを貫く、DAFのインダストリアル抜き的なサウンドYMOが生きた80年代とインスパイアを受けたテクノの90年代の両方を兼ね備えた要素を持ったサウンド。オシャレで良き日のスクラップブックを眺めているような懐かしさと新鮮さ。

 

以上。

個人的に気が滅入ったときに聴くアルバム10選⑥

1.grentperez『Conversations with the Moon』

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こういうカントリーっぽい雰囲気のポップス最高(細野さんの『HOSONO HOUSE』やトロピカル三部作も最高)。YouTubeの方でも弾き語りしてたりする。

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2.Billy Idol『Rebel Yell』

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いかにも80年代という感じのロック。戦隊モノみたいな「Rebel Yell」から始まる。全体的に程よいロック。

3.Various Artist『Footloose』

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タイトル曲も、国内でカバーされた「Hero」「I'm Free」も最高。どれも思えばテレビで聴いたことのある名曲揃い。まだ自分自身生まれてもいない頃の楽曲がこんなにも懐かしいと思わせてくれるのは、年代を感じる音色だけでなくガッツの精神を感じるからだろうか。

4.Cornelius『Ripple Waves

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『Mellow Waves』が出て『So kakkoii 宇宙』が出た時には、フリッパーズ・ギターの二人がボーカル物に回帰したと思ってエモさを感じた。本アルバムはその後のCorneliusの作品だが、落ち込んだ時、かえってメロウな雰囲気のものが聴きたくなる場合がある。本作はリミックス・カバーを兼ねた特殊な作品だが、ドレイクの「Passionfruit」が良い。

5.GG Allin『Hated in The Nation』

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パンクのこのフラットさ単調さが心地良い。荒っぽい雰囲気の演奏の中に安らぎがある。スタートダッシュから終わりまで短距離走のように駆け抜けていく。

6.Sun Kil Moon『Benji』

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ブルース、カントリーのようなアコースティックギターサウンドが心地よい。歌詞も良く見てみると哲学的・詩的なもので、考えさせられる作品。

7.Fleetwood Mac『Tusk』

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ネガティヴでもポジティブでもない程よいテンションで聞ける曲。シンプルな音数と構成なので、歌モノなのに耳触りが良い経口補水液的な音楽。

8.Scott Gordon『Melody & Rhythm』

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ディズニーランドで流れてそうなアコーディオン楽曲。無条件にシンプルに気分がポジティブになる特効薬的な音楽。

9.John Keating『Space Experience, Vol. 1 & 2』

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スペース・ジャズとも形容すべき60~70年代っぽいサイケロック感のあるインスト。昔の宇宙大冒険系ドラマの挿入BGMでありそうな雰囲気。シンセの音が最高のグルーヴ。サン・ラのような宇宙感。嫌なことがあればこれを聴いて宇宙旅行へ飛び立てば良い。

10.Heresy『Face Up To It!』

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スピード感が最高のパンク、最初からサビ。短距離走なエネルギッシュさと1曲1曲の短さ。休む暇もないし、ジャンクフードのジャンクな邪悪な部分だけピックアップした麻薬のような作品。

 

以上。

散歩のすゝめ

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“散歩(さんぽ)とは、気分転換や健康のため、あるいは好奇心から、または特に目的地を設けずに歩く行為である。

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散歩は目的無き放浪であり、単なる暇つぶしに過ぎない。ただ外へ出て生きている町に目を通したりすることで自分もその一員であることを実感することができる。言うなれば、退屈しのぎの暇つぶしであり無駄とも言える。中学時代、先生が「朝はご飯を食べなさい。パンなんて丸めたらこんなもんだぞ」と説明したことがあったが、休日の自由な時間というのはパンみたいなもんだ。基本的にダラーっと過ごして終わるもので、凝縮したら実りのあった時間なんて1時間にも満たないだろう。でもパンも好きだ。

―――散歩で新たな発見

散歩は金がかからなくてよい。家に籠ってると侘しさから金を使いがちだが、気分転換の散歩でどこか代暇をつぶしたりするだけでも心は満たされるものだ。昔、朝早起きで決まって5時に目が覚めてしまう人がいて、暇だから朝は自転車乗って散歩してるということを言っていた記憶がある(自転車に乗って散歩)。
ここ最近は至る所へ歩き、良さそうな町や店をディグっている。
散歩しているといろいろな発見があるのだ。

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一時期、海外の探索アプリ「Randonautica(ランドノーティカ)」(GPSで現在地周辺をランダムで座標指定して、そこへ向かうことを楽しむアプリ)で10代の若者が遺体遺棄現場に遭遇したという事件もあるからまさにスタンドバイミーのようだ。

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散歩のメリット

近所でも、行ったことがないところ、食べたことがないところで1日のスケジュールを組めば旅行になるのだ。

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また、散歩したり歩いて移動している時のような、スマホもいじらずに外の景色だけを眺めている時によくアイデアが浮かぶ。ただ作業は家に帰ってから行いたい。
外出 →インスピレーション・インプット
在宅 →アウトプット
のような感じだ。

―――ウォーキングが良い

昔、心療内科にカウンセリングに行った時に医者に1日16000歩程度歩きましょう(1時間)と言われたことがある。

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散歩をより楽しくするチップス

―――散歩の楽しみ方

―――お散歩ビンゴ

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☟下記のように製品化されたものもあるので、興味があればやってみると良い。子供がいる方だと子供が飽きないように持たせておくのもひとつの手だろう。

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下記は所持金1万円以内でホテルまでただひたすら南・北上する縛り旅である。続編の縛り旅2はより過酷な条件で進んでいく。水曜どうでしょうみたいな感覚で面白い。

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―――低コストで楽しむためのチップス

下記では年間パスのようなモノを使って水族館やら博物館やらを利用するという手もある。都内のギャラリーや個展は割と無料で閲覧できる場所が多い(特に渋谷・原宿、さらに銀座周辺は多い)。

楽しいエアー出勤指南 ・仕事を辞めたときは家族に正直に言う ・ただしすでに次の仕事は決めてあることにする ・しかしそれは次までの繋ぎの仕事だからと短時間バイトに設定する (正社員でないと承知しない親はなんとかしましょう) このときに自分がエアー出勤していられる時間、及び曜日も設定すればよし さあこれであなたも堂々とエアー出勤できます 遅い出・早い帰宅も、土日祝ガッツリ休みも自由自在 レッツエンジョイ!エアー出勤! ※出費は極力抑えること エアー出勤が楽しいからと豪遊は禁止です、無職が長期になったときに後々響きます 食料飲料は家から持ち出し、移動はできるだけ徒歩・自転車で 年間入場券を上手に利用しましょう。 1年で何度も使えます。 一例 上野動物園…2400円 国立科学博物館…4000円 美ら海水族館…3600円 旭山動物園…1000円 名古屋港水族館…5000円 東山動植物園…2000円 神戸市立王子動物園…3000円 ふくしま海洋科学館…3800円 ※最新のデータはその施設のHPなどで確認

出典: 公園・図書館など外で時間を潰せる場所・方法まとめ

YouTuberのスーツ氏は下記動画でお金を掛けない卒業旅行をしているが、十分楽しむことができる。

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おすすめサイト

■サンポー

sanpoo.jp

このブログでは散歩好きな人が集まって散歩の記録を残しているが、やはり知らない街を歩いているだけでも新たな発見があるものだ。ブラタモリのような街ブラでちょっとした発見や知識を得られるの良い。

☟上記サイトでライターとして執筆を行っているパスカ氏はデイリーポータルでも街中の景色に着目した記事を寄稿している。

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■座れる休憩場所検索

sitdownplace.com

駅や地図から休憩できるベンチのある場所を検索することが出来る。ピクニック向きの場所、テレワーク向きの場所、Wi-Fiのある場所のようにカテゴライズで調べることも可能。

Google My Maps

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お気に入りの場所などをピンで登録して記録し、自分だけのマップを作成することが出来る。また作成したGoogleマイマップは共有と公開ができる。
☟下記のように個人が作ったGoogleマイマップを自由に閲覧できるように設定できる。

www.google.com

■東京DEEP案内

tokyodeep.info

東京のDEEPな街を散策してるサイト。普通のサイトでは紹介されない散歩スポットを紹介している。

おすすめ漫画

■スマ見『散歩する女の子』

散歩する女の子(1) (ワイドKC)

散歩で見かけた面白い・趣のある風景などを紹介している漫画。街に繰り出して景色に注目したくなる作品。

 

以上。